- 2008年9月10日 22:00
- Book
痛風とは、風が吹いても痛いくらいひどい痛みに襲われる病気です。血液中の尿酸の濃度が上がり、尿酸が関節などに蓄積して結晶化して起こる病気です。約7割くらいは、足の親指の付け根が痛むことが多いようです。歩くこともできなくなるような痛みに襲われるようですから、嫌な病気です。男性に多い病気で、女性が発症する確率は非常に小さいようです。尿酸はどうやって作られるかと言うと、食べ物にはプリン体(細胞が分裂したあとの核の部分)というものが含まれていて、そのプリン体が肝臓で分解されると尿酸になります。尿酸の濃度が上がる理由は、体の中で尿酸が沢山作られるか、尿酸を排出する能力が下がってしまうかのどちらかです。どちらにしても、プリン体を沢山含む食品などを食べないようにする食事療法がとられるようです。発泡酒などでプリン体ゼロとPRしているのは、ビールには多くのプリン体が含まれるからのようです。通常はビールを飲まないようにするべきと言われています。
前置きが長くなりましたが、痛風にはビールの飲み過ぎが悪いというのが定説なわけで、この『ビールを飲んで痛風を治す!』(角川oneテーマ21)は、そんな定説の逆を主張しています。もちろん、飲まずに済んだら、それに越したことはないのですが、大好きなビールを止めないで痛風を治すことができると著者は主張しています。実際にビールが大きな原因とは限らないようです。プリン体を多く含む食物は沢山ありますから、ビールを飲む時のつまみが主原因だろうと著者は言っています。本のタイトルを見た時には、かなり奇抜な本なのかなと思っていましたが、実際に読んでみると痛風や尿酸などに関して、きちんとした解説がされていて、治療方法などについても詳しく書かれています。どうしてこんな本を読んでいるかと言うと、2年連続で血液検査の尿酸値が高かったからです。痛風を発症してもおかしくない数値まで上昇しています。でも、病院に行くと薬を飲まされるので、何とかその前に下げることができないかと勉強しているわけです。なるべくなら、薬を飲まないで治したいのです。
- Newer: 1日5時間で仕事を片づける人の習慣術
- Older: 早くも手帳