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結果を出して定時に帰る時間術

  • Posted by: 春風裕
  • 2008年9月 9日 20:56
  • Book

0909.jpg 振り返ってみると、結構同じような本を読んでいるものです。『時間に追われる人仕事が楽に片づく人』『定時に帰る仕事術』『残業ゼロの仕事術』など。何冊か読んでみて、結局期限を切った仕事をすることによって、効率良く仕事ができ、残業しなくても良くなるというのが、共通点かなあと思いました。『結果を出して定時に帰る時間術』(sasaeru文庫)が他の本と違っているのは、女性の立場で書かれた本だということです。仕事をする女性として、育児と仕事を両立するため、ワークライフバランスのため、残業をしないためのいろいろな工夫などについて書いた本です。興味深かったのは、ワークライフバランスの意味です。仕事とプライベートな生活の比率のような誤解が、僕にもあったかも知れません。要するに仕事ばかりではなく、私生活に割く時間を増やすみたいな感覚がありました。ワークライフバランスとは、私生活が充実することによって仕事も充実する相乗効果により、両方ともうまく行っている状態を示すのです。

 僕もかなり昔、寝る時間も無いくらいの残業が続く職場で仕事をしていたことがあります。毎日のように早朝に家に帰り、シャワーを浴びて一休みして、また家を出る、そんな生活でした。私生活などゼロでした。そんな時代にさてどれだけの仕事をしただろうかと、振り返ってみると、それほど仕事をしていなかったように思います。残業続きの生活になってくると、仕事の始まりが通常の終業時刻のような生活に変わるのを体験しました。要するに昼間は集中できないからと自分に言い訳して、夜から仕事を始めるのです。でも、夜にそんなに効率が上がるわけがありませんし、ぐったりと疲れているのですから、集中力も継続するわけがありません。

 昔ほどではないにしても、今でも恒常的な残業は存在します。僕自身は、このところ極力残業しないように気をつけているのですが、それを部下や他人に押しつける気もありません。部下に対しては、時々残業した分だけの成果を確認してみたり、あまりにだらだらと長時間残業をしていると、注意したりしています。残業は、昔は美徳であり、勤勉さを示すものだったりしたのですが、今では罪悪へと変わりつつあります。世の中が変われば、それに合わせて変わって行く必要があるのですが、まだまだ古い考えが残っているような気がします。やるべきことをやって、早く帰ることを心掛けたいものです。

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