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冬のウナギと夏のふぐ

  • Posted by: 春風裕
  • 2008年8月23日 22:00
  • Book

0823.jpg 『冬のウナギと夏のふぐ−あとの祭り』(新潮文庫)は、渡辺淳一氏が週刊新潮に2005年5月から約1年間連載したエッセイをまとめた本です。「あとの祭り」シリーズの本が何冊かありますので、おそらく週刊新潮に連載した時期の違いなのでしょう。他の本も読んでみたくなりました。時期的にもそれほど前のことではないので、事件や世相を思い出しながら読むことができて、さらさらと楽しみながら読むことができました。ノウハウ本が中心だった僕の読書も、そろそろ別のジャンルに変えてみようかなと思ったりして、たまたま目に付いた本でした。ここでふとエッセイの定義を調べてみたくなりましたので、ウィキペディアで調べてみました。「筆者の体験や読書などから得た知識をもとにして、それに対する感想や思索、思想を散文によってまとめたものを指す」とあります。それならば、コラムはどういうものを指すのだろうと思ったので、これもまた調べてみました。「新聞などの短い評論のこと」となっています。僕が書きたいと思っているのは、前者の方ですから、もうひとつのブログ『恵風』のカテゴリ分けの参考にしたいと思います。

 話が横道に逸れてしまいました。随筆集『冬のウナギと夏のふぐ−あとの祭り』(新潮文庫)のタイトルの意味は、土用丑の日になって我先にとこぞってウナギを食べるよりも、冬場に落ち着いて食べた方が良いし、夏に誰も食べなくなるふぐ料理を食べても良いではないか、みたいな内容です。そもそもウナギを食べたら夏バテしないと言うのは、怪しい話なのですし、あっさりしているふぐの刺身などは夏にぴったり合っているのではないか、そんな感じで書かれています。ちょっと臍曲がりなところが、結構共感できたりして、楽しく読めた本でした。

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