- 2008年6月14日 21:00
- Book
『不機嫌な職場〜なぜ社員同士で協力できないのか』(講談社現代新書 1926)は、新書のベストセラーになっていて、本屋さんに行く度に目についていた本でした。ベストセラーの狙い撃ちをするつもりは無いのですが、読んでみたくなったので、しばらく前に買っておきました。東京出張の往復で読み終えようと思っていたのですが、思っていたよりも難しい本で、ついつい眠くなってしまい、結局昨日の出張の往復だけでは読み終えることができずに、今日までかかりました。では、何故職場が不機嫌になってしまっているかと言うと、組織の蛸壺化が進んでいること、情報共有が低下していること、インセンティブ構造が変化していることなどがあげられます。組織の蛸壺化は、従来より深い知識が必要になったということを反映しているもので、情報共有の低下もレクリエーションなどの接点が、コストダウンなどにより廃止され、人を知る機会が少なくなったことを反映しています。インセンティブについても、要するに終身雇用などずっと面倒を見てもらう会社のために働くことから、自分自身のために働くことへ変わっていることを反映しているものです。何も手を打たなければ、必然的に社員同士が協力し合わない不機嫌な職場になって行くのです。そんな状況に陥っていない会社のケースなども紹介されていて、興味深く読めた本でしたが、やや難しい面もあり、読みにくさを感じた本でもありました。
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