- 2008年4月 6日 19:20
- Book
加島祥造さんの詩集『求めない』を読んで、何冊か老子に関する本を読んでいるのだけど、そのうちの1冊を今日読み終えた。老子と老子の後を受け継いだ荘子の言葉を50選ずつ選んで解説した本である。聞き覚えのある言葉も中にはあったけれど、大半は耳慣れない言葉が多い。そんな中で、最も印象に残ったのは、「常を知れば容」と言う言葉である。生まれて来たものは、木の葉が落ちてしまうように自然の根元に帰って行く定めであり、そのことを理解すれば寛容な気持ちになれると言う意味である。老子や荘子の思想には、善悪はその時代に人が決めたことであり、本当は善も悪も無いと言うのがその根底にあったりする。人間の悩みは、世間の価値観から来るものであって、そんな価値観を飛び越えて、もっとのびのびと、自由に明るく、心豊かに生きようではないかと主張している。
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